シクサーズ vs ラプターズ NBA プレイオフ 2019 カンファレンス・セミファイナル Game 6 考察|Philly突破の鍵を握るのはシモンズか

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よし。これでシリーズはタイ!Phillyナイスゲーム! では、今日の勝因を語ります。

 

今日の勝因はズバリ“Phillyらしかったから”。

まず前提として、Phillyはベンシモとエンビが活躍しなきゃいい試合とはいえないんです。勝てないんです。バトラーが孤軍奮闘してる試合は悪い試合です。

 

《ベンシモについて》

21PTS、8REB(内4OREB)、6AST、FG 9/13,69.2%、5PF、0TO。

こーゆーベンシモを待ってたんです!!第5戦の考察記事でバトラーが常にハンドラーな状況では勝てない、ベンシモがゲームメイクすべきだと語りました。しかし、昨日の第6戦ではシモンズがゲームメイクをする機会が大きく増え、リムへの積極的なアタックやそこからのアシストなどベンシモらしい活躍をしてくれました。エンビのブロックからのシモンズの超速い速攻や、プットバックダンクも最高でした。ターンオーバーを全くしていないのもいいですね。ファウルが多いのが少し気になりますが、ファウルを気にするあまり、レナードなどへのプレッシャーが弱くなってしまう方が嫌なので、Game 7でも今日の試合のようにアグレッシブにディフェンスをしてほしいです。ルーズボールへのハッスルも素晴らしかったです!!!

 

《エンビについて》

17PTS、12REB、1STL、2BLK、FG 5/14,35.7%(内3PT 2/3,66.7%)、5TO、+40

なんだか少しスリーうまくなった気がします。ん?「今そんなこと重要か?」だって?そうですねwもっと重要な部分を見ていきましょう。

特筆すべき部分は、その選手の出場中の得失点差を表す得失点差(+/-)が+40というヤバすぎる数値がでていることです。オフェンス面ではガソルの影響もあり、なかなかシュートを決められなかったのに+40、もはや存在してるだけで+40。なぜでしょう。

まずわかりやすいのはディフェンスですね。エンビがいるだけで、相手はペイント内に攻めにくくなり、FG%も低下します。ディフェンスがうまくいくとそこからのオフェンスの速攻などもうまくいきやすいです。また、エンビが出場するとでオフェンスのレパートリーが大きく増加します。JJとの2メンやジミーとのPnR、3ポイントラインまで広がってのハンドオフや、ポストプレーなどです。これらのことや他の細かなこと(割愛します。)が複合的に積み重なってこのような数値がでていると考えられます。正直エグいです。影響力高すぎですw

 

《バトラーについて》

25PTS、6REB(内3OREB)、8AST、2STL、FG 9/18,50%、+15

もうバトラーが活躍するのは当たり前感が出てきましたね。特に今日の試合はベンシモがゲームメイクをする機会が増えたためか、アイソがいい具合に減ってPnRやハンドオフなどをつかうようになり、とても効率的に得点を稼げていたと感じました。また、Game 5と比べてボールを持つ時間が減ったにも関わらず、アシストは減るどころか若干増えているところはさすがだなと思いました。オフェンスリバウンドもいいですね。ディフェンスでも何度かレナードを抑えていて素晴らしかったです。

ジミーのおかげで前半を最高な形で終われたPhilly。

 

《ハリスとJJについて》

ハリス:16PTS、9REB、5AST、1STL、FG 6/17,35.3%(内3PT 2/8,25%)

JJ:11PTS、FG 4/11,36.4%(内3PT 3/10,30%)、5PF

この2人はあまりらしくなかった(調子が良くなかった)が、部分部分では良いプレーを見せてくれました。でも1つ言えることは、このままだったらハリスとMax再契約は避けたいということ。

 

《ベンチメンバーやBBHC》

エニス:5PTS、8REB、FG 2/6,33.3%、+13

スコット:11PTS、4REB、FG 4/5,80%(内3PT 3/4,75%)、+29

あんまり他のチームのファンはピンとこないことかもしれませんが、Phillyもベンチの活躍が勝利によく直結するんです。エニスのディフェンスやプットバックはスタッツに現れないところでチームにいい影響を与えています。スコットのスリーは流れを動かせます、そのおかげかベンチからの出場なのに+/-は驚異の+29(エンビに続いて2位)です。

BBHCは悪くないの采配だったのですが、1つ気になることがあります。なぜボバンを出した?モンローは出れなかったの?モンローがもし試合に出場できなかったとしてもまだボルデン出した方がいいと思いますが。

 

《チーム全体として》

これがPhillyの勝ちゲームです。そんな感じのするいい試合でした。

ディフェンスではGame 5の課題だったトランジションのディフェンスは大きく改善し、ローテーションもまた良くなった気がします。

リバウンドでは、ディフェンスリバウンドが36回、オフェンスリバウンドが16回、合計で52回とよく取れており、アシストも27回と悪くない数字。ルーズボールへのハッスルプレーも多く、Phillyらしく戦えていました!

Game 7、絶対に勝ってバックスの待つカンファレンスファイナルへ行きましょう!

…Phillyの試合がもっと見たいんだっ!!!!!

 

(にしてもブレイザーズと色々被りすぎてなんか親近感湧いてきたw)

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