ついにこのときが来ました。どんどん先延ばしにされていたモバイル(ノートPC)版「Ice Lake」がついに来月より出荷されるようです。

特徴
- 3倍の無線通信(Wi-fi 6対応)
- 2倍のグラフィックス性能(Gen 11 GPU採用)
- 2倍の動画変換速度
- 2.5〜3倍のAI性能
- Thunerbolt 3対応
- 10nmプロセス製造
- マイクロアーキテクチャーは「Sunny Cove」を採用
第10世代は大きく違う二種類が混在?

こちらの画像によると、14nm品はまだ今年を含めて3年は出荷する予定のようです。つまり、”同じ世代でも製造プロセスが違う2つのバージョンがある”的なことがおきるみたいです。ややこしくなりそうですね。
「Ice Lake」と「Comet Lake」
第10世代では、10nmプロセスで製造されたCPUを「Ice Lake」、14nmプロセスで製造されたCPUを「Comet Lake」と呼ぶようです。
第10世代以降の各シリーズについて、様々な噂やリーク情報をもとに少し語ります。参考までに。
Uシリーズ
今回発表のあった「Ice Lake-U」がまず今年の6月に出荷が開始されます。
現状、今年中に「Comet Lake-U」が出荷開始される可能性が高いです。リークによると、GPUには第8世代Uシリーズと同じGen 9.5を採用。最上位はTDPは15Wのままで、6C12Tとコアを更に増やすようです。
また、2020年中には第11世代は10nmの「Tiger Lake-U」と14nmの「Rocket Lake-U」の出荷も予定されています。
Yシリーズ
こちらは少々不明なところが多いです。
第10世代として「Ice Lake-Y」「Comet Lake-Y」のどちらか、もしくは両方が今年から来年にかけて出荷されるようです。
2020年には第11世代「Tyger Lake-Y」の出荷も予定されています。
その他(Hシリーズとデスクトップ向け)
第10世代は10nmだと周波数が不足していまうため、14nmの「Comet Lake」のみとなるようです。出荷開始は今年の終盤頃を予定しています。
今のところは、第11世代も14nmの「Rocket Lake」のみで2020年に出荷予定です。
まとめ
ついに、10nmプロセスで製造される「Ice Lake-U」の出荷が開始されるのはとても嬉しいですね♪延期の繰り返しでどうなることかと思いましたが、今年に入ってからCESで今年中に搭載PCが発売されることが発表され、今回は6月に出荷が開始されることも発表されました。更なる詳細の発表が待ち遠しいです!
また、2021年には7nmプロセスで製造されるCPUの出荷が開始される予定との発表や、CPUやGPUやメモリなどを1つにまとめることで小型化&省電力化を達成したSoC、「Lakefield」も今年中に出荷予定という発表もありました。楽しみですね!
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