「どの機種を買ったかはレビューするときまでお楽しみに」とかめんどくさいことを呟いてたあれを、相当遅くなりましたが、レビューしていきます!
内容物

主に本体と充電器、あとはセットアップガイドなどの様々な紙類です。充電器は、最大45WのUSB Type-C。そして、コンセントはアメリカでよく使われる差込口が3つのタイプなので、日本で使うには変換プラグが必要ですね。(ちなみに、ひし形のPSEマークあり。)
スペック
Acer Chromebook Spin 13 (CP713-1WN-53NF) | |
---|---|
CPU | Intel Core i5-8250U |
GPU | Intel UHD Graphics 620 |
RAM | 8GB |
ストレージ | eMMC 128GB |
バッテリー | 4670mAh |
ディスプレイ | 13.5インチ IPS液晶 3:2 QHD(2256×1504) 10点マルチタッチ対応 |
ポート類 | USB Type-A×1 Type-C×2 MicroSD オーディオコンボジャック |
フロントカメラ | 720p |
スピーカー数 | 2 |
Wi-fi | 2.4GHz+5GHz (IEEE 802.11a/b/g/n/ac) |
Bluetooth | 4.2 |
OS | Chrome OS |
その他 | 360°ヒンジ採用(2in1) スタイラス(Wacom EMR Pen) バックライトキーボード トラックパッドにゴリラガラス採用 Androidアプリ対応 Linux対応(Beta) |
Chromebookの中ではハイスペックの部類に入るモデルです。購入時の価格は、送料と消費税込みで10万円くらいでした。
なんと現在、日本でも公式販売されています!!
米Amazonより少し高いですが、1年間の保証が付いているので日本のAmazonでの購入がおすすめ!
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デザインや使用感など…
デザイン





ポート類の配置は画像の通り。
質感はなかなか高級感があり、良さげです。指紋も付きにくく、目立ちにくいです。
ディスプレイ
やはりアスペクト比[3:2]は使いやすいです。全て3:2になればいいのに……。
光沢(グレア)液晶ですので、映り込みが激しく、屋外での作業には向かないかと。また、指紋も少し気になりますね。
長時間使う場合や、屋外でも使う場合、指紋を付けたくない場合などはアンチグレアの保護フィルムを貼られることをおすすめします。視野角は広めで、液晶のなかでは発色はきれいな方だと思います。
ベゼル幅は、上:約16mm、横:約10mm、下:約25mmです。(更に一番外側におよそ2mmの枠があります。)
解像度は以下から選択できます。
- 1085×723(130%)
- 1226×817(115%)
- 1410×940(100%)〔デフォルト〕
- 1567×1044(90%)
- 1659×1106(85%)
- 1762×1175(80%)
- 1880×1253(75%)
- 2014×1343(70%)
- 2256×1504(63%)〔ネイティブ〕
個人的には85~90%が一番使いやすいです。
キーボード
キーピッチは一般的な19mmくらい。キーストロークは浅くも深くもなく、どちらかといえば打ちやすいと思います。今回レビューしているのはアメリカ向けモデルなので、もちろんUS配列。
欠点はゴミが入りやすいです。(隙間があります。)ただし、故障はしていないので耐久性は大丈夫そう。
バックライト(5段階)がついており、暗所での作業でも安心です。
タッチペン
高精度のセンサーと高度なアルゴリズム、超高速データ転送性能を組み合わせることで ワコムはこれを実現し、紙での手書き文字入力、描画、サインに匹敵する直感的で自然なデジタルペンの感触を再現します。
ペンの仕組みーEMRのメリット
特許を取得したワコムの電磁共鳴 (EMR) テクノロジを活用したワコムのデジタルペンは、コードやバッテリなしで動作します。
WacomのEMRペン、バッテリー不要で遅延もそこまでないです。ペンの長さは約14cmあり、よほど手が大きい方でなければ十分な長さでしょう。
バッテリー持ち
Chromeでタブを5つくらい開いて作業をするぶんには、10〜14時間くらいは持ちそうです。しかし、試しにAndroidのゲームアプリをプレイしてみたところ、Chromeを使っていたときと比べてバッテリーが3〜5倍くらい速く減っていきました。
公称10時間駆動ですが、使い方によってとても大きく変わるようです。
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Android
一部未対応のアプリや、動作が不安定なアプリがあります。さすがに完全対応は厳しいみたいです。
バージョンは『7.1.1 Nouget』。Pixelbookなどは『9 Pie』へバージョンアップされているようですが、「Chrome OS 79」(現時点での最新バージョン)では、Spin 13はまだですね。そもそも『9 Pie』へアップデートされるのでしょうか?
「Chrome OS 80」にて『9 Pie』へアップデートされました!
各種ベンチマーク
Octane 2.0
JavaScriptベンチマークソフトの一つで、スコアが高いほどブラウザを快適に使用できます。

『35,812』
2万点以上あれば基本的には問題ありません。3万点以上ならばもたつきを感じることは(ネット環境以外の要因では)ないでしょう!
ちなみにPixelbookやPixel Slateの最上位モデルのスコアは約33,000くらいですので、CPUの性能差を考えると思ったよりも差が出ないなという印象を受けます。
Speedometer 2.0
同じくJavaScriptベンチマークソフトの一つで、スコアが高いほどブラウザを快適に使用できます。

まさかの150超え!!これはすごい!
100を超えれば快適に使えます。なんと目盛りを振り切れて140超えを達成してしまったので、もたつきを感じることは(ネット環境以外の要因では)まずないでしょう!
Geekbench 4
CPUの性能を図るベンチマークの一つ。スコアが高いほど性能が高い。

比較になるかはわかりませんが、最新のiPhone(XS/XS Max/XR)に搭載されている”A12 Bionic“や、Samsung Galaxy S10シリーズ、Xperia 1、Xiaomi Mi 9などに搭載されている”Snapdragon 855“より少し高いスコアです。
これらの端末とほぼ同じくらいのCPU性能ですが上記2つのjavascriptベンチマークが証明している通り、これらの端末と比較してChromebook Spin 13(i5-8250Uモデル)は超快適にブラウザ(Chrome)を使用できます!
気になった方はお持ちの端末でSpeedometer 2.0を使用してみてください。Chrome OSの凄さがきっとわかります!!
Antutu Benchmark(v7、8)
何度回しても映像がうまく流れず、途中でフリーズしてしまうため、スコアを出せませんでした。
技適

見にくいとは思いますが、画像中央の赤丸のなかに技適マークがありますので日本国内でも法律に反せず使用可能です。
メリット・デメリット
メリット
- 3:2アスペクト比ディスプレイ
- 360度回転ヒンジ(2in1)
- 10点マルチタッチ対応
- バックライトキーボード
- 収納できる便利なスタイラス(Wacom EMR Pen)
- 約5秒の爆速起動
- 超軽快な動作(Chrome OS)
- 初期化・引き継ぎが簡単
デメリット
- 若干重い(1.59kg)
- 少し厚い(約18mm)
- ストレージがeMMC
- 音質がいまいち
- 画質の悪いフロントカメラ
- 日本では手に入らないので輸入する必要がある
- Chrome OSという多くの人にとっては未知のOS
- Androidゲームをすると熱くなりやすい
まとめ
Chromebook(Chrome OS)を初めて使ってみて、ある程度普及さえすればPCをあまり酷使しないライトユーザーにこそおすすめできるものだと感じました。また、googleより発表された「stadia」の今後によっては、起動は速くChromeの動作が軽快なChromebook(Chrome OS)はゲーマーにとっても1つの選択肢になり得るなと思いました。
Spin 13は洗練された製品ではありません。しかし、レスポンスが早いため気持ちよく(フラストレーションが溜まらずに)使え、ポート類も必要十分にあり、3:2アスペクト比ディスプレイにスタイラス付と良モデルではあります。
…っとそれっぽいことを綴ってきましたが、「Acer Chromebook Spin 13」いいですよ♪私は大満足しています!
ハイスペックなChromebookを使いたい方に超おすすめです!
興味を持ってくれたあなたへ
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